（対局者を待つ）

（記録係の黒沢三段。七番勝負の開幕局なので黒沢三段が振り駒を行う）

（８時50分ごろ、相次いで両対局者が対局室入り）

（駒袋を開ける渡辺竜王）

おはようございます。あと十数分で第１局の対局が開始されます。
けさの天童市は曇りです。

前夜祭での食事を一部紹介します。


（前夜祭でのメニュー）

（天童への印象や対局への意気込みを述べる渡辺竜王。
渡辺　「ほほえみの宿　滝の湯」では何度も竜王戦を指させていただいていますが、最初の頃はなかなか勝てなくて、縁起があまり良くなかったです（笑）。しかし、最近は続けて勝てているので、非常に縁起のいい場所だなと思っています。今年も将棋の街、天童で開幕局を指せることを大変うれしく思います。素晴らしい環境を整えていただいていますので、ふさわしい内容の将棋が指せるように頑張りたいなと気を引き締めています）

（丸山九段。
丸山「滝の湯様には女将さんをはじめ皆様に大変よくしていただいて、皆様の笑顔を見て、昨年は大変気持ちよく対局させていただきました。ありがとうございます。今年もこのような素晴らしい対局場で将棋を指させていただけますので、精一杯頑張りたいと思います」）

（水戸保・天童市議会議長が乾杯の音頭を取った）

（左から黒沢怜生三段、藤田綾女流初段、戸辺誠六段、勝浦九段、渡辺竜王、丸山九段、鈴木八段、谷川九段）

（天童の観光ＰＲに協力している「将棋（こま）の女王」から対局者に花束が贈呈された）

（第33回「将棋（こま）の女王」の國井千織さん（左）と石黒あゆ美さん（右））

前夜祭は関係者のみのいす席での会食形式で行われました。

（前夜祭会場）

（山本信治・天童市長あいさつ）

（増沢一彦・読売新聞東京本社編集局文化部長のあいさつ）

（立会人を務める勝浦修九段のあいさつ）

（谷川浩司・日本将棋連盟専務理事のあいさつ）

（検分後、大盤解説を担当する戸辺誠六段、藤田綾女流初段、記録係の黒沢怜生三段が週刊将棋の最新号に目を通す）

（その後、研究。専務理事の谷川浩司九段が控え室を訪れて、やはり週刊将棋に目を通す）

両対局者は17時前に対局室入りしたこともあり、少し早めに検分が行われました。
対局室が少し暑かった以外は問題なく、数分で検分は終了しました。
18時から前夜祭です。

（16時55分ごろに両対局者が対局室入り）

（昨年とは違う駒が使用される。滝の湯が所有しているもの）

（渡辺明竜王）

（挑戦者の丸山忠久九段）

関係者一行は12時ごろの新幹線で天童市へ向かいました。
天童駅からはホテルのバスで「ほほえみの宿 滝の湯」へ。
検分は17時から、前夜祭は18時から行われます。

（控え室からの風景）

第25期竜王戦七番勝負（読売新聞社主催）が10月15日・16日に山形県天童市「ほほえみの宿　滝の湯」で開幕する。８連覇中の渡辺明竜王に、昨年に続いて丸山忠久九段が挑む。渡辺竜王の９連覇か、丸山九段の雪辱か。注目の戦いだ。
立会人は勝浦修九段、新聞解説は鈴木大介八段、記録係は黒沢怜生三段が務める。

本局は棋譜・コメント入力を烏が、ブログを銀杏が担当いたします。