カテゴリ「第23期竜王戦七番勝負第2局」の記事 Feed

2010年10月25日 (月)

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食前酒 りんご酒
前 菜 サーモンマリネ
    海老ずんだ和え
    桜すじ旨煮 葛紅葉
御造り 鮪 ゆば もんご烏賊 甘海老
主 菜 福島牛ロースグリル焼き
     インカのめざめ エリンギ しし唐
     大鳥自家製ぽん酢 塩
口替り そばの実雑炊
     帆立新丈 ダイス長芋 刺身玉こん
     洗い万ねぎ
煮 物 高原大根田舎煮に鯖みそ煮を添えて
     シブレット 刻み柚子
蒸し物 鍋で出来る茶碗蒸し
焼 肴 かれい西京漬け
     焼栗 揚げ芋 煎銀杏 松茸
     しんごろう餅 じゅうねん味噌
揚 物 蟹二色揚げ
     葛寄せくるみ きのこ 春菊
酢の物 秋刀魚南蛮漬け
     もって菊 新玉ねぎ 酢蓮根
御 椀 みそ汁
     なめこ 車麩 大根菜
御食事 会津こしひかり
香の物 白菜 かぶ 菜飯
水菓子 大鳥自家製かぼちゃぷりん

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(前菜三種)

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(サーモンマリネ)

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(海老ずんだ和え)

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(桜すじ旨煮)

(文)

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(開始直前の前夜祭会場、「鳳凰」)

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(ステージに登壇した棋士ら。左から順に、中村桃子女流1級・森内俊之九段・森下卓九段・羽生善治名人・島朗九段・渡辺明竜王・青野照市九段・門倉啓太三段)

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【主催・共催団体あいさつ 村西敬生(むらにし・としお)福島民友新聞社代表取締役社長】
「皆さん、おばんでございます(「こんばんは」の意味)。全国将棋ファンが注目する第23期竜王戦第2局です。今シリーズは「7」がキーワードです。渡辺さんは7連覇、羽生さんは永世七冠がかかっています。今回の第2局はシリーズを占う大事な勝負です。プロアマ問わず関心が高いと思います」

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【祝辞 松本友作(まつもと・ゆうさく)福島県副知事】
「地元のPRをさせていただきます。飯坂温泉は、古くはヤマトタケルノミコトが湯治を行いました。また、平安時代末には源義経の忠臣、佐藤継信・佐藤忠信兄弟の出身地です。松尾芭蕉も訪れています。2008年のシリーズは将棋史上に残る名勝負が繰り広げられました。今回も竜虎相打つエキサイティングな名勝負になるのではないかと思います」

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【乾杯 岩田安弘(いわた・やすひろ)福島中央テレビ代表取締役社長】

(文)

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(立会人の島九段=右が渡辺竜王=左に駒を見せる)

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(理事の青野照市九段に、羽生名人が玉将を見せる)

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(玉将の底には駒師の名「江陽(こうよう)」が刻まれている)

駒は、2005年の竜王戦七番勝負でも使用されたものに決まった。

(文)

今回の対局に使用される盤駒は、大久保岱影(たいえい)氏提供によるもの。

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(2つの盤を検分するため、盤を取り替える)

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(渡辺竜王。駒台も専用のものを使うため、入れ替える)

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検分の結果、盤は過去の竜王戦七番勝負でも使われたものに決まった。1992年、1995年、1997年、2005年、そして今回。実に5回目の登場となる由緒正しい盤だ。盤の裏には、1992年・第5期の対局者による揮毫がされている。

■過去に使用された対局(対局者の肩書き・段位は当時)

1992年 第5期竜王戦七番勝負第2局 谷川浩司竜王(三冠)-羽生善治王座(二冠)
1995年 第8期竜王戦七番勝負第4局 羽生善治竜王(六冠)-佐藤康光前竜王
1997年 第10期竜王戦七番勝負第2局 谷川浩司竜王(名人)-真田圭一六段
2005年 第17期竜王戦七番勝負第1局 渡辺明竜王-木村一基七段

(文)

15時、対局場となる「摺上亭大鳥」に対局者、関係者が到着した。この後、17時より対局室検分が行われる予定。

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(到着直後。談笑を楽しむ)

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(渡辺竜王)

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(羽生名人)

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(立会の島九段=左、新聞解説の森下九段=右)

(文)

渡辺明竜王に羽生善治名人が挑戦する第23期竜王戦七番勝負は、渡辺竜王が第1局を制し1-0のスコアで第2局を迎えた。第1局では横歩取りの将棋から羽生名人が意欲的な指し回しを見せ、渡辺竜王が見事に対応した。第2局では、後手番となる渡辺竜王がどのような作戦を採るのかに注目が集まる。第2局は10月26日・27日に福島県福島市「摺上亭大鳥(すりかみていおおとり)」にて行われる。
本局の立会人は島朗九段、新聞解説は森下卓九段。記録係は門倉啓太三段が務める。棋譜解説チャットは、一日目を所司和晴七段が、二日目を飯島栄治七段がそれぞれ担当する。インターネット中継では、棋譜・コメント入力を銀杏記者が、本ブログを文が担当する。最後までお楽しみいただければ幸いである。

(文)