カテゴリ「第20期竜王戦七番勝負第5局」の記事 Feed

2007年11月28日 (水)
2007年11月27日 (火)

18時半から関係者が集まり、前夜祭が始まりました。

20_0510
(武田貞夫天童市副市長のあいさつ)

20_0511
(井上紀夫読売新聞山形支局長のあいさつ)

20_0512
(中原誠16世名人のあいさつ)

(やまぶき)

20_0508_2
「天童には対局の他、人間将棋でも来させてもらっており、いつも滝の湯にお世話になっています。しかし昨年の竜王戦第6局で敗れるなど、過去に滝の湯で勝ったことがありませんので(笑)。なので今回は是非とも勝ちたい。本局は昭和59年の十段戦七番勝負で使われた盤で指すのですが、昭和59年は私が生まれた年。縁を感じます」(渡辺明竜王)

20_0509
「中学選抜のときに滝の湯に来ており、天童とはそのときからの付き合いです。滝の湯は初めて竜王を得た対局場ですので、非常に印象深いです。以前人間将棋でこちらに来たときは、私は非常に楽しみにしていたのですが雨が降ってしまって…こちらでは雨男と呼ばれているかもしれませんね(笑)」(佐藤康光二冠)

(烏)

20_0503

(対局開始さながらの緊張感の中で一礼をして、盤駒の検分開始)

20_0504

(駒を並べ始め、駒の感触を確かめる両対局者)

20_0505

20_0506

(脇息の検分)

20_0507

(ふたつの脇息を比べる)

(やまぶき)

本局の伊藤久徳作の駒は平成4年の作品。以前に作られた昭和59年8月作の駒も過去のタイトル戦で活躍しました。

昭和59年11月14日~15日
第23期十段戦第3局 中原十段-米長王将(中原勝ち)

昭和60年11月14日~15日
第24期十段戦第3局 米長十段-中原名人(米長勝ち)

昭和61年12月9日~10日
第25期十段戦第5局 米長十段-福崎七段(福崎七段)

昭和62年11月25日~26日
第26期十段戦第4局 福崎十段-高橋棋王(最後の十段戦、高橋勝ち)

平成元年10月26日~27日
第2期竜王戦第2局 島竜王-羽生六段(持将棋)

平成2年11月26日~27日
第3期竜王戦第5局 羽生竜王-谷川王位(谷川勝ち)

平成3年12月26日~27日
第4期竜王戦第7局 谷川竜王-森下六段(谷川勝ち)

本局で使用される駒は伊藤久徳作の源兵衛清安(太字)。

平成4年8月に作られたもの。以下は、この駒が用いられた対局一覧です。対局場は全て「ほほえみの宿 滝の湯」。

平成5年12月9日~10日
第6期竜王戦第6局 羽生竜王-佐藤七段(佐藤勝ち)

平成6年12月8日~9日
第7期竜王戦第6局 佐藤竜王-羽生名人(竜王の間の完成杮落とし、羽生が勝って六冠達成)

平成11年11月4日~5日
第12期竜王戦第3局 藤井竜王-鈴木六段(藤井勝ち)

平成12年12月14日~15日
第13期竜王戦第6局 藤井竜王-羽生五冠(羽生勝ち)

平成14年12月18日~19日
第15期竜王戦第5局 羽生竜王-阿部七段(阿部勝ち)

平成16年12月15日~16日
第17期竜王戦第6局 森内竜王-渡辺六段(森内勝ち)

平成19年12月13日~14日
第17期竜王戦第6局 渡辺竜王-佐藤棋聖(佐藤勝ち)