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2007年11月13日 (火)

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竜王戦は1日目の18時に封じ手となります。指さないだろうと言われていましたが、渡辺竜王は17時45分ころ、54分の考慮で△7二金と上がりました。

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(モニターに映る対局者。17時半過ぎ)

(桜木)

衛星第2放送の竜王戦中継のリハーサルが始まっています。解説は森内俊之名人、聞き手は山田久美女流三段、司会は長野亮アナウンサーです。本日は18時から放送が始まります。18時45分までです。
以降の放送予定は11月14日9時00分~10時00分、18時0分~18時45分。ダイジェストが11月15日の午前0時40分~0時55分となっています。

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(写真はリハーサルの風景)

(桜木)

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  島八段「ここで△1五歩と突くと…おや、まさか!」

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島八段「ここから▲4六歩△4三銀▲3六歩△5二金▲3七桂△5四歩▲2五桂(B図)とやって…」

森内名人「おお!このときに△1五角が王手にならないということですか」

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島八段「ええ、△1五歩がマイナスになるという驚天動地の新手筋。ここから△2四角▲4五歩△同歩▲6五歩△同歩▲同桂(C図)となれば、えーと石田流藤井システム鬼殺しですね。と森内さんが言っています」

森内名人「ちょっ、それは勘弁してください(笑)」

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(桜木)

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衛星放送解説の森内名人(中央)と島八段がパソコンをのぞき込んで過去のひねり飛車の実戦例を調べる。「昔の羽生-島戦の結論はどうでしたっけ。森内先生」と島八段。「なぜ私に聞くんですか。先生、ご自身で結論書いてましたよ(笑)」と森内名人。 「いやもう忘れました」と島八段。

(桜木)

訪れたファンのために対局場の「札幌後楽園ホテル」では1日目から大盤解説が行われています。

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(竜王戦第3局大盤解説会場)

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(地下2階の解説会場入り口)

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(会場の大ホール)

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(解説者は立ち会いの中座七段)

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(舞台の右サイドには盤面を映す大モニターが)

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(左サイドには対局者の様子を映す大モニターが配置されている。対局室の音も聞くことができる)

(桜木)

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局面は渡辺竜王が△4四歩と止めたところ。時刻は16時30分になろうとしています。渡辺竜王は風邪気味なのか時折鼻をかんでいます。佐藤二冠もたまにコホンコホンとセキをしています。

(桜木)

午後のおやつは渡辺竜王がアイスコーヒーとケーキ(ガトーショコラ)。佐藤二冠がホットコーヒー、オレンジジュース、フルーツの盛り合わせでした。佐藤二冠はペリエとミネラルウォーターをすでに数本ずつ飲み終えているとのことでした。

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(ケーキ)

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(フルーツの盛り合わせ。イチゴ、カキ、キウイ、グレープフルーツ、メロン)

(桜木)