2022年7月14日 (木)

見切りの攻め合い

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広瀬八段は丸山九段の攻勢に対して攻め合いを選択しました。飛車、角、香の3枚が先手玉に照準を定めています。後手玉が決して安全とはいえないだけに、危険度を見切っている雰囲気を感じさせます。振り返ると、先手は盤面右側で20手以上も攻めの手を繰り出していました。後手は△5四角(88手目)、△8六歩(94手目)、△8三香(96手目)と少ない手数で効率よく急所をとらえていることがわかります。