竜王戦七番勝負を速報する読売新聞オンラインでは毎局、全対局でスペシャル企画「封じ手クイズ」を開催しています。
毎局、正解者の中から豊島竜王、藤井三冠のサイン入り色紙がそれぞれ1人にプレゼントされるほか、いずれか1局の正解者の中から抽選で1名に、対局で実際に使われた封じ手1通が贈られます。
第2局の応募締め切りは、10月23日午前8時まで。応募はこちらから。
https://yomipo.yomiuri.co.jp/present/detail/5220
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https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/ryuoh/
以下は現地の封じ手予想。
「ピタっとした手は思い浮かばない局面で、ゆっくりしていると後手がよくなっていきそうです。先手が耐える将棋になるのかな。▲4八金や▲2五飛で、後手がどこかで△9四飛と歩を取り払うのを甘受する展開になりそうです」(福崎九段)
「いろいろと考えましたが、予想は消去法で▲9七同香にします。以下△9八歩に▲7七歩で後手の角筋を閉ざして戦います。ただしそこで△7三桂が味のよい桂跳ねになりますが。先手が受身な状態で、攻め合いにはなりにくいです」(小林裕七段)
「人間的には2択の局面で、▲9七同香△9八歩▲7七歩か、▲2五飛△7三桂▲2四歩△3三桂▲2六飛△2五歩▲4六飛のどちらかです。ただ後者は後手陣の左右の桂跳ねが味よく、また△3五歩~△2四飛で歩を取り払う変化も生じます。なのでやるならば▲9七同香のほうですね。それでも後手は好きなタイミングで△9九歩成▲同銀を利かせるようになりますし、先手が苦労しそうです。勝負手気味な手を繰り出したいところですが、探すのが難しいですね。耐えて、反撃を楽しみに、という将棋になると思います」(服部四段)
「持ちたいのは後手です。歩の垂らしを放置すると△9四飛で、先手の主張だった拠点がなくなってしまいます。それだけは阻止したいので、▲9七同香△9八歩▲7七歩の辛抱を予想します」(麻生三段)