2021年8月の記事

2021年8月 6日 (金)

対局開始前の対局者です。
Img_2263(八代七段は9時40分前に対局室に入室)

Img_2270(しばらくして、藤井王位・棋聖も部屋に入った)

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Img_2279(対局開始前の一礼後、藤井王位・棋聖が駒を盤上に散らす)

Img_2290(八代七段は静かに駒を並べていった)

Img_2312(振り駒では、と金が3枚出た)

八代弥(やしろ わたる)七段は2組ランキング戦を勝ち進み、決勝に進出。決勝では藤井王位・棋聖に敗れて2組2位として、自身初の本戦入りを果たしました。決勝トーナメント初戦で、三枚堂達也七段との同学年対決を制し、2回戦で久保利明九段を破って本局に臨みます。
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藤井聡太(ふじい そうた)王位・棋聖は、今期のランキング戦2組で優勝を果たし、決勝トーナメント進出とともに来期から1組昇級を決めました。初出場の第30期から5期連続でランキング戦優勝は史上初の記録です。決勝トーナメントでは山崎隆之八段を破って、初のベスト4進出を決めました。
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10時、対局が始まりました。藤井王位・棋聖の振り歩先による振り駒の結果、と金が3枚出て八代七段の先手に決まっています。

Img_2330(初手を指す八代七段。駒音を立てず、静かな着手だった)

Img_2334(藤井王位・棋聖は△8四歩と飛車先の歩を突いた)

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本局は動画中継サイト「ABEMA」で生中継が行われます。詳細は以下のとおり。

開場:9時30分(25時まで)
解説:中川大輔八段、長岡裕也六段、渡辺和史四段
聞き手:貞升南女流二段、塚田恵梨花女流初段

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第34期竜王戦決勝トーナメントは、永瀬拓矢王座がひと足先に挑戦者決定戦三番勝負進出を決めました。本日はもうひと枠を懸けて、藤井聡太王位・棋聖(2組優勝)と八代弥七段(2組2位)が争います。
対局は関西将棋会館「御上段の間」で、8月6日(金)10時開始。持ち時間は各5時間。先後は振り駒で決定します。

中継は棋譜コメント入力を夏芽記者、ブログを武蔵が担当します。どうぞよろしくお願いします。

【第34期竜王戦 決勝トーナメント】
http://live.shogi.or.jp/ryuou/tournament.html

【棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/34/ryuou202108060101.html
Photo(今朝の大阪は薄い雲がかかっている)