2020年11月 7日 (土)

序盤の勝負どころ

20201107_46後手陣は控室で予想されていた攻め形に組み上がりました。対する先手は45手目▲7七桂で趣向を見せています。福崎九段によれば、▲6六歩~▲6五歩で後手の右銀を追い返し、あわよくば続く▲7五歩で2六飛の横利きを通して使うのが狙いだといいます。「ここ数手が勝負どころです」とのことです。
時刻は16時。互いに指す手が難しく、封じ手時刻までまだ2時間ほどあるにもかかわらず、控室では「あと数手で1日目は終わりますね」との声も。

Img_8922_z_toyo01 (十分な攻め形を築いたものの、相手に反発される懸念がある。豊島竜王の読み筋やいかに)