2020年7月31日 (金)

後手の牽制

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▲6八角から△5一角▲5六歩△4五歩と進みました。

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△4五歩は△4四銀からの盛り上がりを見せながら、▲4六角を牽制しています。▲4五同桂には△4四銀▲4六歩△7三角から△4五銀▲同歩△1九角成、また△4二銀引から△4四金▲4六歩△4三金引で▲4六角を消しながら歩を入手しての△4四歩を狙ってどうでしょうか。

先手は4五に桂を跳ねると「桂の高跳び歩の餌食」を狙われやすくなり、また▲2五桂から端攻めできなくなるので玉頭を攻める迫力が薄れます。かといって、このまま△4四銀と位を確保されると、後手陣がのびのびとしてきます。まだ駒はぶつかっていませんが、序盤の勝負どころといった印象です。