対局再開 再開直前の対局室。石井六段が一人で考えていた。 梶浦六段が戻る前に再開時刻を迎え、石井六段はすぐに△2二銀と引いた。次に△4四歩で先手の桂を取る狙いがあって、激しくなりやすい変化だ。 午後の長い戦いが始まった。梶浦六段はこのあと4分ほどして対局室に戻っている。