13時30分頃の局面 対局再開から3手しか進んでいません。佐々木七段は34分の長考でひとつ角を引きました。この手に対して先手が8筋を受けず▲5六歩と突くと、△8六歩▲同歩△同角▲8八飛△7七角成▲8二飛成△6七馬▲8一竜△4九銀(変化図)が一例です。後手のほうが早く先手の囲いに手をつけられるので、後手が指しやすくなりそうです。△6四角は、先手に▲8八飛を強要する意味があるといえます。(朝の佐々木七段)