神宮会館では大盤解説会がスタートしました。まずは杉本七段、室田女流１級の師弟コンビによる解説です。

（零）

渡辺竜王はかなり早くに入室し、盤面を凝視して考えています。

佐藤二冠も入室し、再開時間を谷川九段が告げました。

佐藤二冠は再開後「えーっと」とつぶやき、「棋譜見せてもらえる？」と棋譜の確認をしていました。

（零）

渡辺竜王は伊勢海老の天麩羅うどんを注文されました。デザートはマンゴーです。

佐藤二冠は昨日に引き続き牛丼を注文されました。ポテトが上に乗っているのが昨日のものと異なるところです。デザートはやはりキウイとマンゴー、ほかにホットコーヒーがつきます。

（零）

この局面で昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は渡辺５時間58分、佐藤５時間３分。

鈴木八段「ここは△９三銀と上がりたいです。指したいなぁ△９三銀。指してくれないかなぁ△９三銀」

（烏）

控え室の鈴木八段が「ミラーマン！ミラーマン！」と言いながら盤面を反転させました。

鈴木八段「形勢はどうなんですか？」

杉本七段「うーん…」

鈴木八段「私には、左右反転すると穴熊側がウルトラ必勝に見えるんですが」

杉本七段「ああ、四枚穴熊ですからねぇ」

（烏）

渡辺竜王の封じ手は▲５八金（上図）。▲１六歩を本命視していた検討陣からは驚きの声が上がりました。

10時15分現在の局面は▲２九飛（下図）まで。以下△６六角成に▲５七銀や▲５五歩が検討されていますが、鈴木大介八段は「穴熊持ち。そう簡単には負けない形」。

（烏）

（おかげ横丁の月替わり朝粥メニュー。本日もよろしくお願いいたします）

（烏）

対局者の脇に準備されていた飲み物です。左の写真が渡辺竜王、右が佐藤二冠です。

両対局者が入室後、渡辺竜王にはお茶とお茶菓子、佐藤二冠にはお茶が用意されました。

（零）

谷川九段が封じ手を開封し「封じ手は▲５八金です」と読み上げました。

封じ手は２通。立会人の２人が保管していました。

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先に入室したのは佐藤二冠です。

駒を並べ直す渡辺竜王です。後ろの掛け軸は「天照皇大神」

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