2019年7月5日の記事

2019年7月 5日 (金)

2019070533図の局面で藤井聡七段が長考に沈んでいます。
棋士室では久保九段の▲5七銀に驚きの反応がありました。この位置に銀を上がると5六の飛車が引けなくなるからです。棋士室では、△8六歩と突くかどうかの分岐点に差し掛かっているという見解です。以下、▲同飛△同飛▲同歩△8七飛▲7八金△8六飛成(変化図)が予想される進行。この変化は竜の存在が大きそうに見えますが、▲5七銀と上がったということは、久保九段は十分戦えると見ていると考えられます。
2019070540Img_8537(藤井聡七段の選ぶ次の一手は何か)

関西将棋会館の2階には道場があります。初心者の方から有段者まで、幅広い方に将棋を楽しんでいただけます。
Img_8608(2階道場の入り口)
Img_8604(受付には大盤解説会を知らせる貼り紙が)
Img_8605(モニターでは本局の盤面が映し出されている)
Img_8611(道場奥の大盤解説会場。すでに準備が終わっている)

関西将棋会館の1階には販売課があります。盤駒や将棋に関する書籍、グッズなどを販売しています。令和元年5月1日より販売課の定休日が変わっており、火曜日のみ定休日となりました(祝日は営業)。
営業 12:00~17:00
TEL・FAX 06-6451-5077
(お問い合わせは12:30~17:00)
https://ux.nu/xo6Xu
Img_8597(久保九段の新作扇子。なごやかで、落ち着いている様を意味する言葉)
Img_8599(こちらは新作の藤井聡七段グッズ。垂れかかっているのは飛翔てぬぐい)
Img_8600(飛翔マグカップ。3色が用意されている)

昼食の注文は久保九段がイレブンの牛肉照り焼き(サービスランチ)、藤井七段がカレーうどん定食です。
Img_8565(久保九段が注文した牛肉照り焼き)
Img_8567(藤井聡七段が注文したカレーうどん定食)

△8五歩

図の26手目△8五歩の局面で久保九段の考慮が19分を記録し、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲久保九段1時間3分、△藤井七段42分。対局は12時40分から再開されます。

2019070524棋士室の今泉四段は「△4四歩~△4三銀は無難な順で、これはこれで私は後手を持っても不満ないです。次は(1)△7四歩といくんでしょうね」と話しています。ほかに、(2)△4五歩や、(3)△5四歩なども考えられ、手が広い局面のようです。
Img_8563(棋士室に小林健二九段が来訪。今泉四段が1987年に奨励会6級で入会し、1999年に年齢制限で退会した、その当時の師匠が小林健九段である)

◆藤井 聡太(ふじい そうた)七段◆Img_85232002年7月19日生まれの16歳。愛知県瀬戸市出身。杉本昌隆八段門下。2012年、6級で奨励会入会。2016年、四段(プロ入り)。2018年、七段。棋士番号は307。
棋戦優勝は3回。
第30期から竜王戦に参加。前期は5組ランキング戦を勝ち進んで優勝。決勝トーナメント進出と同時に4組に昇級を果たします。決勝トーナメントでは1回戦を勝ち進み、2回戦で、増田康宏六段に敗れました。
今期は4組ランキング戦で村田智弘六段、畠山成幸八段、中田宏樹八段、高見泰地叡王、そして、菅井竜也七段を破って優勝。3期連続で決勝トーナメント進出を決め、同時に3組昇級を決めました。本戦トーナメントでは近藤誠也六段に勝って、本局を迎えました(肩書は当時のもの)。
詰将棋に裏づけされた卓越した終盤力が持ち味です。