前例の多い形に 図は35手目、近藤六段が6八から7九に玉を引いた局面です。後手は(1)△4一飛、(2)△5二玉、(3)△3一玉、(4)△4四歩など手の広い局面で長考になるのではと棋士室では奨励会員によって話されていましたが、藤井七段は7分の少考で(4)△4四歩を選びました。 (対局開始前、鋭い視線を飛ばす藤井七段)