■溝口烈・読売新聞大阪本社代表取締役社長■
「明日からの2日間、歴史ある福知山城で、将棋界最高棋戦の竜王戦が開催できてうれしく思います。竜王アカデミーや大盤解説、パブリックビューイングなどで、超一流の対局の空気を様々な形で福知山の皆さまに体感していただくことで、将棋ファンがさらに増えて欲しいと思います。同時に、全国の将棋ファンが、手に汗を握って楽しんでいただける戦いを期待しています」
■井上慶太・日本将棋連盟常務理事■
「福知山市では初めてとなるタイトル戦開催。検分で参った福知山城で、たくさんの子どもさんから『福知山へようこそ』と、歓迎のあいさつをいただき、大変感動しました。羽生竜王は今期防衛されるとタイトル通算100期獲得で前人未到の大記録となります。挑む広瀬挑戦者は今期絶好調。まさに最強の挑戦者です。この第4局が今後の流れを引き寄せる重要な一戦になると思っています」
■大橋一夫・福知山市長■
「タイトル戦の勝敗を左右する大一番を福知山の一市民として楽しみにしています。福知山城は明智光秀が築き、別名臥龍城(がりゅうじょう)といわれています。2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』の主役が、明智光秀であることも発表されました。明智光秀ゆかりの、そして市民の皆さんの思いがこもった福知山城での開催は、本市にとってもこの上ない喜びであり、誇りです。今回の第4局が後に名勝負といわれる戦いになることを、期待しています」
(挨拶文書き起こし:武蔵記者/写真:夏芽)