長考の予感 時刻は14時を回りました。31手目▲3八飛以下、△6四歩▲3五飛△4四角▲3六飛△3三歩▲3七桂△5一飛と進んでいます。久保王将は△4四角~△3三歩と3筋を受けながら態勢を整えたのに対し、佐々木六段は右桂を跳ね、いつでも▲4五銀と銀交換を狙える状況になっています。 果たして、佐々木六段はいつ戦いを起こすのか。3階の「棋士室」にいる検討陣は、この局面で佐々木六段が長考すると見ています。△5一飛までの消費時間は▲佐々木六段58分、久保王将1時間52分です。