▲久保-△松尾戦は松尾八段が勝ちました。終局時刻は23時51分。消費時間は▲久保4時間58分、△松尾4時間59分。勝った松尾八段は挑戦者決定三番勝負への進出を決めました。三番勝負の相手は、7月31日(月)に指される羽生善治三冠(1組2位)-稲葉陽八段(2組優勝)戦の勝者です。
2017年7月27日の記事
2017年7月27日 (木)
後手勝勢
先手は入玉を果たしましたが、図の△7五とが厳しく、勝又六段は「投了してもおかしくない」と解説しています。先手は点数が足りないだけでなく、対応によっては8一の馬を取られてしまう可能性があります。
後手が抜け出したか
先手が盛り返す
後手、優位を拡大
時刻は22時過ぎ。松尾八段が優位を広げています。解説の勝又六段は、「後手よし」の見解。このまま松尾八段が押し切るのでしょうか。久保王将は形勢不利になってからの粘りが持ち味です。
両者、残り9分
久保王将は1分使って▲8二飛と打ち下ろしました。両者の残り時間は9分に並んでいます。局面は最終盤。形勢は後手に分があると見られていますが、久保王将が大きく離されずについている印象です。
意表の応手
△2八飛成と角を取った手に対しては▲同銀が自然と見られていましたが、久保王将は▲同玉と応じました。戦場に近づいて指しづらい手に見えますが、玉の広さを主張しています。解説の勝又六段も感心していました。
両者、残り1時間を切る
松尾八段は飛車交換に応じ、△1六歩と端を攻めました。この手に対して考慮中の久保王将は、残り1時間を切りました。松尾八段の残り時間は51分。▲1六同香に△1八飛が後手の狙いですが、ここで手抜いて▲4五歩もありそうです。
図は22時30分過ぎの局面。互いの玉が捕まらないとなると、相入玉の点数勝負となりますが、点数の少ない先手は苦戦を強いられそうです。
久保王将がすさまじい粘りを見せています。玉を左辺に逃げ込み、簡単には寄らない形になりました。とはいえ、後手玉も捕まりにくい格好をしており、勝負の行方は分かりません。



