2017年7月8日の記事
2017年7月 8日 (土)
佐々木五段が踏み込む
二刀の桂

阿久津八段は8筋の歩を交換してから棒銀の立て直しを図りましたが、佐々木五段は▲7七桂(31手目)と守りの桂を跳ね出しました。後手からの△8五銀の進軍を防ぎながら、速攻を狙っています。次に▲4五桂△4四銀▲6五桂が二刀の桂を振り下ろす攻め。後手はこの筋をまともに喫しては防戦困難になりそうです。阿久津八段の対応が注目されます。

参考図は▲7七桂(31手目)に△4二玉▲4五桂△4四銀▲6五桂と進めたもの。左右両桂が中央を狙って、後手の棒銀を置き去りにしています。
将棋グッズ
千駄ヶ谷駅周辺
鳩森八幡神社
再開時の両対局者
対局再開
昼食休憩
棒銀

戦型は角換わりになりました。最近の先手は「隙あらば速攻」という構えが流行していますが、本局では後手の阿久津八段が△8四銀(20手目)と棒銀で積極的な方針を打ち出しました。
棒銀といえば加藤一二三九段の得意戦法。加藤九段は6月20日に行われた竜王戦6組昇級者決定戦で高野智史四段戦に敗れて、引退が決まりました。読売プレミアムには加藤九段の連載があります。
(6月20日、朝の加藤九段。撮影:牛蒡)





























