2016年11月 8日 (火)

いろは歌

今年7月に亡くなった英文学者・翻訳家の柳瀬尚紀さんは観戦記者としても知られ、竜王戦でも観戦記を執筆していました。七番勝負で滝の湯を訪れたことがあり、記念に春と冬の2つのいろは歌を贈っています。館内には春のいろは歌が書にされて飾られていました。柳瀬さんの直筆も見ることができます。女将の山口隆子さんによると、書は女将の知人にあたる書家の松田栄子さんが手がけたもので、100枚以上書いたうえで、最初の1枚を完成品とされたそうです。冬のいろは歌の書は「未完成」とのこと。

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