2016年10月14日 (金)

前夜祭(4)

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(棋士紹介。左から渡辺明竜王、丸山忠久九段、立会人の井上慶太九段、解説の阿部隆八段、記録係の中脇隆志初段)

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丸山忠久九段あいさつ
「皆様こんばんは。主催の読売新聞社様、対局場を提供していただきました天龍寺様、その他対局の準備にご尽力いただいた皆様に感謝申し上げます。今回、天龍寺という伝統と格式のある最高の場所で対局させていただいます。また、渡辺竜王という最強の相手と将棋を指す機会を与えていただきましたので、皆さんに楽しんでいただけるような将棋を指して頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします」

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渡辺明竜王あいさつ
「皆様こんばんは。本日はこのような盛大な前夜祭を催していただきまして、多くの方々にご参加いただきましてありがとうございます。この竜王戦を主催していただいております読売新聞社様、また、会場をご提供いただきました天龍寺の皆様、地元京都市の皆様、将棋連盟の京都の支部の方々にも御礼申し上げます。天龍寺は約80年前に将棋界の歴史に残る大きな勝負があった場所です。私はその将棋のことは詳しくは知らなかったのですが、こちらに来ることが決まってから資料をいただきまして、当時の観戦記を拝見すると持ち時間が30時間という今では考えられない条件で7日間にわたって指された将棋です。1手に2時間、3時間という長考が見られました。今回の竜王戦は持ち時間が8時間ですので1手に2時間、3時間ということにはなかなかならないですが、現代のルールの中では長い持ち時間ですから、それを使って最高峰の竜王戦にふさわしい将棋を残さなければいけないと思っているところであります。80年前から随分と月日がたちましたが、またここで竜王戦が行われるという歴史的な意義を噛み締めながら指したいと思っていますし、将棋界最高峰にふさわしい将棋を指さなくてはいけないという意気込みで頑張ります。明日から土日ですし、皆様方にはお知り合いもお誘いの上、こちらで行われます大盤解説会にぜひご参加いただければと思います」

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(記念撮影。このあと両対局者は退席した)