12時40分に対局が再開されました。丸山九段がしばらく考え、12時44分に▲１五歩と仕掛けました。

（12時40分、対局再開。本局の観戦記は相崎修司さんが務める）

（丸山九段）

（三浦九段）

昼食の注文は、丸山九段が冷やし中華と天ざるそば（ほそ島や）。三浦九段は肉豆腐定食にもちを追加（みろく庵）。 （天ざるそば）

（冷やし中華）

（昼食休憩時の特別対局室）

（34手目△１四歩の局面で昼食休憩に入った）

（本局では久徳師作清安書の駒が使われている）

図の34手目△１四歩の局面で丸山九段が１時間23分使ったところで12時になり、昼食休憩に入りました。消費時間は▲丸山１時間31分、△三浦10分。対局は12時40分再開です。
昼食の注文は、丸山九段が冷やし中華と天ざるそば（ほそ島や）。三浦九段は肉豆腐定食にもちを追加（みろく庵）。

（最近まで行われていた参道の改修工事が終了）

（神社の左奥に見える建物が将棋会館）

（鳩森神社内にある富士塚。1789年に富士信仰に基づいて築かれた人工の塚。都内に現存する富士塚では最古のもの。東京都有形民俗文化財に指定されている）

（将棋堂）

図は10時18分の局面。戦型は横歩取り３三角型になりました。定跡形のひとつとはいえ、早い進行です。
それもそのはず、図は今期竜王戦決勝トーナメント準決勝の▲丸山－△深浦康市九段戦と同じ局面なのです。
深浦九段は△７三桂と跳ねましたが、三浦九段はわずか１分で△７五歩とし、違う展開になりました。△７五歩から後手は７筋の歩を手持ちにし、先手は中原囲いに組み替え、少しずつ駒組みを充実させています（下図）。
【参考棋譜　第29期竜王戦▲丸山忠久九段―△深浦康市九段戦】

（振り駒は歩が３枚出て丸山九段の先手になった）
（10時前、三浦九段が眼鏡を取り出す）

（先手番の丸山忠久九段）

（後手の三浦九段は横歩取りに誘導した）

（丸山忠久九段は９時39分ごろ入室。目を閉じて、気を高めていた）

（三浦弘行九段は、バッグや紙袋を持って９時50分ごろ入室）

（所沢こども将棋愛好会の生徒が観戦に訪れた）

渡辺明竜王への挑戦を目指す第29期竜王戦（読売新聞社主催）決勝トーナメント。挑戦者決定三番勝負に丸山忠久九段（１組優勝）と三浦弘行九段（１組３位）が勝ち上がりました。丸山九段は第25期以来４期ぶりの挑戦、三浦九段は初めての竜王挑戦を目指します。

（丸山忠久九段（左）と三浦弘行九段）

三番勝負の第１局は、８月15日に東京・将棋会館で指されます。本局は振り駒で先後を決めます。持ち時間は各５時間です。
中継は棋譜・コメント入力を文、ブログを銀杏が担当します。よろしくお願いいたします。

【読売新聞】
【竜王戦中継サイト】
【第29期竜王戦決勝トーナメント棋戦表】