2016年7月の記事
2016年7月30日 (土)
2016年7月29日 (金)
感想戦(1)
丸山九段が挑戦者決定戦三番勝負進出
169手で丸山九段が激戦を制し、挑戦者決定戦三番勝負進出を決めた。
終局は23時10分。消費時間は両者4時間59分。
激戦続く対局室
相入玉の可能性
お互いに上部が広くなった。相入玉の可能性もある。後手は3三の角が取られそうなので、佐々木慎六段は「先手の勝ちか引き分け(持将棋)です」と話している。
すごい勝負になった。まもなく時刻は23時、手数は150手になろうとしている。
深浦九段 懸命の追い込み
△4七成銀と引いて、先手玉に詰めろが掛かった。と同時に自玉の上部が広くなった。△4七成銀は△7八金▲9九玉△8八銀までの詰めろだ。ガッツが持ち味の1つの深浦九段。懸命の頑張りだ。しかし佐々木慎六段はまだ先手が優勢と見ている。
先手優勢
△3四歩に▲7一竜と回ったのが図の局面。次の▲8二竜が王手角取りになる。後手は分かっていても受けにくい。将棋プレミアムの佐々木慎六段は「先手がリードを広げましたね」と解説している。
丸山九段 一分将棋に
「いや~」と声を発して丸山九段は▲8一馬と香を取る。「△8一同銀は▲7三飛成が、▲7四角からの詰めろになります。▲8一馬には△8四角と勝負するでしょう」と佐々木慎六段は解説している。▲8一馬から丸山九段は一分将棋。深浦九段は39分残している。いよいよクライマックスだ。