6月25・26日(土・日)に第29回アマチュア竜王戦全国大会が行われ、渡辺誠さんが初優勝。当日は渡辺明竜王が審判長として対局の様子を見守りました。上位入賞者は来期竜王戦の出場権を得ます。
【第29回アマチュア竜王戦【開催速報】 | イベント|お知らせ・イベント情報:日本将棋連盟】
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青嶋未来(あおしま みらい)五段は今期が初の竜王戦参加。6組ランキング戦で金沢孝史五段、渡辺誠アマ、小倉久史七段、三枚堂達也四段、近藤正和六段、中田功七段を破って優勝しました。居飛車と振り飛車、両方を指すオールラウンダーです。
本局の観戦記は木屋太二さんが担当します。今日の読売新聞朝刊には、5組ランキング戦決勝の先崎学九段-黒沢怜生五段戦が掲載中。こちらの執筆は相崎修司さんです。
竜王戦は読売新聞社が主催する棋戦。1988年、十段戦を発展的に解消して設立されました。優勝賞金は棋界最高の4200万円。十段戦の前身となる九段戦を含めると1950年から続いており、長い歴史を持ちます。全棋士と女流棋士4名、アマチュア5名が6組に分かれてトーナメント戦を行い、上位計11名による決勝トーナメントで挑戦者を決めます。七番勝負の勝者が竜王のタイトルを獲得。現在のタイトル保持者は渡辺明竜王です。
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