(会の冒頭部分のみ撮影が許可されました。左から谷川浩司・日本将棋連盟会長、糸谷竜王、樋口雄一・甲府市市長、渡辺棋王)
(主催を代表して谷川浩司・日本将棋連盟会長が挨拶)
「甲府市は開府500年に向けて、さまざまなイベントを企画されているようですので、将棋界としてもお役に立てればと思っています。
常磐ホテルは初めてうかがいましたが、数々の対局が行われ、いずれも名局になっています。
竜王戦も第5局でいよいよ終盤戦です。若い才能にあふれる二人らしい予想外の手が出ています。
明日からの対局も、全力を出して素晴らしい将棋になることを期待しています」
(甲府市を代表して樋口雄一・甲府市市長が歓迎の言葉を述べる)
「山本知孝副市長とともに参りました。あす、あさってと竜王戦がふるさとの甲府で行われることを心からお喜び申し上げます。
糸谷哲郎竜王に初代永世竜王の資格を持つ、渡辺明棋王が挑戦する全国の将棋ファンが注目してやまない対戦です。将棋界を牽引する若い二人に甲府で歴史に残る名勝負を繰り広げられることを期待しております。
また、ポーランド出身で甲府に在住しております、カロリーナ・ステチェンスカさんが明日女流棋士になって初めて対局します。幸先のいいスタートを切っていただくとともに、これからの活躍を私どもも期待をしています。
武田信玄公の父である武田信虎公が甲斐の国の府中に甲府を選び、躑躅ヶ崎(つつじがさき)に館を構え、甲府の城主として采配を振るい始めたのが1519年でして、まもなく開府500年になります。2019年には甲府でイベントを開催できればと思っています」
(書き起こし、銀杏)