2015年11月の記事

2015年11月20日 (金)

R04_71

後手がじわじわとリードを広げ、はっきりと優勢になりました。図から△6二金▲同角成△4五角▲5七飛△7七とと進み、千田五段は「後手が勝勢に近い優勢」と話しています。


C261 (千田五段が現地大盤解説会に登場)

R04_62

12時30分、図の局面で糸谷竜王が33分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲糸谷5時間29分、△渡辺5時間31分(持ち時間は各8時間)。糸谷竜王の昼食はカツカレー、渡辺棋王は天ぷらそば。対局は13時30分に再開します。

C234

C226

R04_60

千田五段はコンピュータ将棋に本局を読ませています。コンピュータ将棋を研究に利用する棋士は増えていますが、千田五段はその代表格といえます。昔の棋譜(羽生谷川戦や大山升田戦)をコンピュータに調べさせたりもしたとのこと。

「2014年ごろから並べる棋譜(人間同士の棋譜とコンピュータ同士の棋譜)の比率は逆転して、現在はコンピュータ将棋の棋譜だけを並べています。公式戦の棋譜は並べることがなくなり、現地観戦がほどんどになりました。公式戦で成果が出ているかどうかはさておき、自分の感覚が変わってきているのは確かです」(千田五段)

C213 (上図から▲8六同歩△2四角を読ませている。評価値は互角)

C216 (自分で検討する場合は継ぎ盤で)

C247 (千田流のコンピュータ活用術について質問する飯塚七段)

現地大盤解説会場では将棋連盟のグッズ販売も行われています。

C162

C164 (2016年将棋カレンダー。表紙写真4枚は過去の竜王戦七番勝負)

C182

C180

C178

C174

C184 (第28期竜王戦七番勝負の記念扇子)

R04_51

2日目午前、6・7筋で歩がぶつかりました。控室の評判は後手模様よしで変わっていません。渡辺棋王が1日目のリードを守っています。


C027 (渡辺棋王は第1局から4局連続で序盤リードした)

C017 (糸谷竜王は離されずについていきたい)