2015年7月24日の記事

2015年7月24日 (金)

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▲9六歩と突いた局面で後手の佐藤九段は1分将棋となりました。永瀬六段の巧みな受けで局面は混沌としています。△8四桂▲6四馬に先手玉が詰むかどうか。中継室の村山慈明七段と佐々木勇気五段もまだ結論が出せていません。

20150724l佐藤九段が△6九銀と強烈な踏み込みを見せました。これは△7八銀成▲同玉△6六桂以下の詰めろですが、後手玉も▲1六香から相当に危ない形です。佐藤九段の残り時間は3分。すべてを読み切ったということなのでしょうか。

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21時過ぎ、永瀬六段が▲3五歩を着手すると、中継室の村山慈明七段と佐々木勇気五段から悲鳴があがりました。

「3六の歩を突いたのならまだ分かりますが、打つのはすごいですね」(村山七段)

「△6二飛とされたらどうするのでしょう」(佐々木五段)

検討ではよくも悪くも▲5四歩と突くしかないのではと言われており、両棋士からすると▲3五歩はかなり意外な一手だったようです。

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上図△4四銀の局面から、▲1五歩△同歩▲1二歩△同香▲7三歩成△同銀▲2四歩△同歩▲2五歩と永瀬六段が動きました。

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「でも、先手はここからどう攻めるのでしょう」と佐々木勇気五段。先手は歩だけの軽い攻めなので、手をつなげるのは簡単ではありません。また、佐々木五段はやはり△5六歩が気になるとのこと。佐々木五段の感覚では、先手は攻める前に▲9八玉と寄っておきたいところだったようです(将来の△7六桂や角の王手のラインを避ける意)。