朝の対局室 対局室では記録係の伊藤三段が駒を磨いていた。やがて立会人の大内九段が現れると、外の景色を見て「北海道らしいね。本州の山とは違うね」と話す。「若い時に北海道の山を全部登ればよかったなあ」と、旅行好きの一面をのぞかせていた。対局開始の定刻が近づき、森内名人が入室。続けて渡辺竜王が入室した。