2012年11月9日の記事

2012年11月 9日 (金)

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(加藤九段が▲1四角(101手目)で▲4七角と打つ変化を語りかけ感想戦はスタート)

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(まだ対局の興奮冷めやらぬ対局室。両対局者は井上九段の意見に耳を傾ける)

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―― かなり際どい終盤だったように思えたのですが。

渡辺 そうですね。ちょっと最後まで……。

―― 寄せられる可能性があったと?

渡辺 中盤以降はずっとその可能性がありました。

―― 相当、苦しいというか危険な将棋という印象だったのですか?

渡辺 そうですね。後手番なので仕方ないのですが、それにしても守勢になってしまったので。

―― 最後はどのへんで勝ちだと?

渡辺 △3三桂(104手目)と跳んで入玉がようやく見えてきたので。入玉かどうかは別にして自玉が寄らなくなったので。

―― 防衛にあと1勝ですが。

渡辺 そうですね。また頑張りたいと思います。


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―― 控室では追い詰めたという声もありましたが?

丸山 ちょっと桂跳ねがまずかったですね。▲2五桂(57手目)が。▲3八金(89手目)△3六歩でちょっと足りなくなったかなと。

―― 序盤からかなり工夫されていて感心したのですが

丸山 こういった指し方もあるかなと思っていたので。

―― 作戦的にはまずまずだったのでは?

丸山 そうですね。主導権はあるので。ただよく分からないです。△5四金と上がられてですね。

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Ryuou201211080101_106_2 渡辺明竜王に丸山忠久九段が挑戦する第25期竜王戦七番勝負第3局は18時54分、106手で渡辺竜王の勝ちとなりました。消費時間は丸山7時間59分、渡辺7時間52分。第4局は11月20・21日(火・水)、滋賀県近江八幡市「ホテルニューオウミ」で行われます。

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▲1四角を見て加藤九段は「あれれれれ、なんで4七から角を打たなかったんだろう。これは大逆転です」と話す。渡辺竜王は▲1四角にスッと2筋の歩を取り払った。

同じ頃、ニコニコ生放送の中村修九段からも「大逆転」とのフレーズが聞こえた。

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※棋譜コメントより抜粋
△2五金▲3六歩△同玉に▲4五銀や▲4七角が検討されている。▲4七角は△同歩成なら▲同金△3五玉▲3六歩△3四玉▲4五銀と押し返せる。これは先手が勝ちそうだ。▲4七角に△3七玉も▲2五竜から寄せられそうだ。

■ニコニコ生放送■
中村修九段>これは金合い以外では▲2三歩成ですので、△2五金とします。しかし▲3六歩△同玉に▲1四角で寄りでしょう。

2五に金合いは先手が勝ち筋。控室では△2五香と安い駒を合駒する手はどうかと言われている。△2五香に▲4五角や▲2三歩成がが検討されている。

残り2分まで考えて丸山九段は1五に飛車を成り帰った。丸山九段は時間とも戦わなければならない。渡辺竜王は▲1五飛成までの局面で30分以上残している。

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(▲1五飛成を映し出すモニター)

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▲2五歩に大盤解説会場から戻った佐藤(天)七段は「僕は▲3六金しかやっていなくて考えていなかったです。渡辺さんも▲3六金を中心に考えていたのではないでしょうか」と話す。「そうだよね。そう思うよね」と加藤九段が相槌を打ち検討が始まった。

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(△2五同玉か△3五玉か。「第一感は△3五玉と指したいけど」と加藤九段。しばしあって渡辺竜王は△3五玉を着手した)

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