2012年8月6日の記事

2012年8月 6日 (月)

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夕食休憩明け、△4三金右と玉を固めた後手に対して、深浦九段は▲3四銀(左図)と力強く打ち込みました。
そこから△同銀▲同歩△3九角(右図)と進んでいます。
間合いを計りあっていた両者ですが、いよいよ本格的な戦いに突入しました。

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19時前、西の空は茜色に染まっている。

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18時10分、図の局面で丸山九段が39分使って夕食休憩に入りました。
夕食休憩までの消費時間は▲深浦3時間6分、△丸山3時間53分。対局は19時に再開します。

夕食休憩に入る少し前に、中継室に飯塚祐紀七段が来訪しました。
「難解ながら先手の模様が良さそうです。後手は攻めても切れてしまいそうなところが悩みです。△7五歩▲同歩△3九角はあるのですが▲3八飛から▲3四歩の突き出しが気になります」とのこと。

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飯塚祐紀七段

夕食の注文は深浦九段は注文なし。
丸山九段は「若鶏の唐揚げ定食(唐揚げ3個増量)」(みろく庵)。

唐揚げ増量という注文は新手と思われます。

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若鶏の唐揚げ定食(通常の唐揚げ3個のもの)。

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17時を回りました。
先手陣には△3九角が、後手陣には▲5四歩△同歩▲3四歩△同銀▲7一角の筋があり、互いに馬を作ろうと思えば可能です。しかし両者ともその筋を受けずに「馬を作るならどうぞ」の姿勢で駒組みを進めています。先に攻めると反動が厳しいため、間合いを計っているようです。

△3一玉までの消費時間は▲深浦2時間15分、△丸山3時間14分。

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△3一玉をみた深浦九段は時間を使っている(写真は朝撮影)。

将棋会館隣の鳩森神社は、雨があがるとセミが一斉に鳴きだし、蝉時雨となっていました。

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ジージー、ミンミン、ツクツクホーシなど様々な鳴き声が降り注いでくる。

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こちらは少し珍しい小型のセミ。ニイニイゼミだろうか。

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一触即発の緊張感漂う局面で、丸山九段が指した一手はじっと端歩突きでした。
△1四歩までの消費時間は▲深浦1時間47分、△丸山3時間。

―以下棋譜コメントより―
「40分以上使って△1四歩。何とも味わい深い手だ。▲5四歩には△8六歩で反撃する意図だろうか」

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鳩森神社の黒竹。深い味わいの色味を持っている。

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局面は激しさを増してきました。
先手の指した▲5五歩は、次に▲5四歩△同歩▲3四歩△同銀▲7一角の狙いがあります。後手は受けるのか、攻め合うのか。決断のしどころです。

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勝負どころを迎えた丸山九段(朝の表情)。

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駒組みの方針が難しいと思われたところから、深浦九段は▲4六銀~▲3五歩と仕掛けました。
現局面は▲3五歩に△4三銀▲3四歩△同銀右▲3六歩と進んだところ。

▲5六歩を突いている先手は、玉の堅め合いになると駒組みが難しくなります。そこで仕掛けを決断したものと思われますが、後手の陣形も堅いため成否は微妙なところのようです。

14時過ぎ、▲3六歩までの消費時間は▲1時間13分、△1時間32分。