14時前に指された▲6六歩は前例のない一手。山崎七段は6分の少考で新手を繰り出しました。
消費時間は▲山崎1時間6分、△飯島1時間45分。
中継室を訪れた片上大輔六段は「山崎さんがお昼を過ぎても前例通りに指しているのは珍しいですね。大一番で有名な将棋ですが、山崎さんなら知らずに指している可能性もないとはいえません。終局後に聞いてみたいところです」とのこと。
▲6六歩は山崎七段の研究か、あるいは今日考え出した手なのでしょうか。
飯島七段は恐らく研究して臨んでいると思われますが、果たしてこの手は想定していたのでしょうか。
6分の少考で新手を繰り出した山崎七段(朝の表情)。