2012年7月 6日 (金)

長考の連続

Ryuou201207060101_37 図は37手目▲7四歩まで。藤井九段は昼食休憩を挟んで1時間23分の長考で歩を打ちました。部分的には定跡通りの進行ですが、先手陣の3六歩型が変わっています。将棋は似て非なるもので、「あの形ならうまくいくけれどこの形だからうまくいかない」というケースは少なくありません。互いに少しでも自分が得になる形を模索しているのでしょう。
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(朝の豊島七段。まっすぐに盤上を見据えている)