2012年6月29日の記事
2012年6月29日 (金)
終局直後
大石四段決勝トーナメント開幕戦を制す
長い戦いに
夕食休憩
17時過ぎの局面
並の人なら……
15時半頃の局面
8二の玉を9二へ。この手は駒組みを進めるというより、相手に手を渡す意味合いが強い。先手陣は金銀を穴熊に寄せていけばどんどん堅くなるが、右辺には隙ができやすくなる。永瀬はそこを叩こうとしている。(棋譜コメント42手目より)
以下、▲6八金右△8二玉▲6七銀△9二玉と進む。
永瀬は自分から打開するつもりはなさそうだ。千日手にするかどうかは大石次第。うまく戦いに持ちこんでしまえば、穴熊の堅さを存分に発揮することができる。(棋譜コメント46手目より)
そして大石は▲1四歩△同歩▲2四歩と打開。
1筋に続いて2筋も突き捨てる。△同歩には▲1四香と捨てて▲1二角のような感じだろうか。ともあれ、千日手の懸念は薄れた。
15時半前、▲2四歩までの消費時間は▲大石1時間27分、△永瀬2時間41分。(棋譜コメント49手目より)