2011年11月24日 (木)

最善形を探して

20111124_47_2外では風が吹き、色づいた木の葉が太陽の光で輝きながら舞っている。パラパラと天気雨が降り、控え室の外、すぐ近くに虹ができた。局面は互いに玉を囲い終え、攻めの形を探る段階に入っている。丸山九段は、6筋にあった飛車をひとつ右、5筋に動かした。解説の稲葉五段は、「初めて見ました。これはすごい手ですね」と驚く。この形では、互いに「戦いになったときに自分だけがいい形でありたい」という思惑がはたらく。その結果、飛車のポジションを変えるパス合戦になることが多い。
11時、渡辺竜王が△9二飛を着手。後手はスキのない陣形で待ち、仕掛けがなければ成功というスタンスだ。局面打開の義務は先手にある。島九段は「駒はぶつかってないけど、もう戦っている感じがしますね」と話した。

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