勢いと抵抗 ▲大石四段-△矢内女流四段戦は、大石四段が防戦を強いられている。先手は7筋に拠点を作ったが、中央から右半分では後手の攻めを食い止めることで精一杯の印象だ。矢内女流四段が勢いに乗って手を進めている。後手の懸案は7五歩の脅威だが、うまいタイミングで△6二角と引いて圧力を緩和させたい。 (文)
指導対局 14時現在、今回の一斉対局に合わせた「駒桜イベント」の一環で、指導対局が行われている。参加棋士は北浜健介七段、村山慈明五段、斎田晴子女流四段、藤田綾女流初段、野田澤彩乃女流1級。 (北浜健介七段) (村山慈明五段) (斎田晴子女流四段) (藤田綾女流初段) (野田澤彩乃女流1級) (文)
昼食休憩時の対局室(大広間) (高雄の間) (雲鶴の間) 高雄と雲鶴の間にある棋峰では、永瀬四段が気迫のこもった表情で盤面を見つめていた。その空間だけはまるで夕食休憩時のような緊張感が張り詰めていた。 (文)
昼食休憩時の対局室(特別対局室) (女流棋士会ファンクラブ「駒桜」イベントの対局観戦用に、座布団が置かれていた) (休憩時の盤面) (清水女流六段の玉将。「秀峰(しゅうほう)作」と駒師の名が刻まれている) (伊藤真四段の王将。「錦旗(きんき)と駒の書体が刻まれている」) (文)
昼食休憩に入る。再開は13時より 12時10分、昼食休憩に入った。昼食の注文は伊藤真四段が「きつねうどん」、吉田四段が「もりそば大」、永瀬四段が「うな丼・たぬきそば」。ほかの棋士の注文はなし。対局は13時より再開される。 (伊藤真四段の注文は、みろく庵の「きつねうどん」) (吉田四段の注文は、みろく庵の「もりそば大」) (永瀬四段の注文は、みろく庵の「うな丼・たぬきそば」。セットでボリューム満点) (文)
華々しい戦い ▲清水女流六段-△伊藤真四段戦は、飛角が乱舞する華々しい戦いになっている。図は12時過ぎの局面。伊藤真四段は先手の馬を圧迫して、7五の飛車と交換を強要しようとしている。狙いは△7六歩で桂を取ることだ。先手は見返りなく桂を取られてはまずい。ここからが腕の見せ所だ。 (文)