森内九段が苦心の手順で細い攻めを続けています。△3七銀は意表を突く勝負手で渡辺陣に迫っています。受けに回るなら▲6八玉ですが△4八銀左成と迫ってどうか。攻めあいなら▲4四桂または▲7四角が有力です。ただし▲4四桂は△同角▲同歩△7五桂など後手も攻めが切れなくなるので先手が危険だと思います。▲7四角は応手を聞いたのち後手の飛車を取りに行く感じですね。△4七銀の瞬間が少しと甘いのでここで先手が反撃に転じるのでは思います。
2日目入ってから少しずつ後手の攻めが細い状況は変わってません。現局面は先手よしと見てます。
2009年11月26日 (木)
コメント