2009年11月26日 (木)

48手目△2二角の局面 澤田四段の見解

20091126_48_2 封じ手は△8五桂でした。この手に対して、▲7六銀は△6五銀▲同銀右△同歩で、後手から△5五角が残るのを嫌ったのでしょう。48手目の△2二角は見えてはいたので、昨日の封じ手予想の段階で言っておくべきでした(笑)
49手目は▲6六歩が有力だと思います。以下△4五銀直▲同銀(▲同歩は一発△4六歩が入る)△同銀▲同歩△6六角▲7七銀打△5五角のような展開になると思います。
駒の損得はなしで、玉の堅さは、▲4七金に対して、△5二金+底歩が利く、を比較して後手に分があると思います。駒の働きは、先手が角を手持ちにしている分得ですが、後手の△2二角がどこまで働くかによるでしょう。形勢はまだ互角だと思います。

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