2009年10月13日 (火)

自宅解説棋士の戦型予想

「山本真也五段」
基本的に渡辺竜王は先手なら矢倉を目指し、後手なら相手の作戦に合わせると思います。したがってこのシリーズは森内さんが作戦の主導権を握っていると見ます。
森内さんは色々な変化球をもっているので予想は難しいですが、渡辺竜王が先手なら横歩取り。森内さんが先手なら角交換腰掛銀と予想します。

「阪口悟四段」
渡辺竜王先手の場合は矢倉を目指すと思います。森内九段がどのような対策でくるのかが見所となります。私の予想は矢倉もしくは一手損角換わりです。
1日目は駒組みに終始する、がっぷり四つの穏やかな進行になると思います。森内九段は四間飛車やゴキゲン中飛車を指すこともありますが、1局目からは選択しない気がします。
森内九段先手でも、矢倉もしくは相掛かりの将棋になると予想します。
先後に関わらず、先手番はお互い居飛車の将棋を目指すでしょう。後手番側が何を出すのかが興味深いです。

「長岡裕也四段」
渡辺竜王が先手なら森内九段の一手損角換わり、森内九段が先手なら矢倉というのが自然。ですが七番勝負の第1局ということもあり、渡辺竜王が先手なら森内九段の四間飛車、森内九段が先手なら同型角換わりと予想します。

(烏)

コメント