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2023年4月24日 (月)

昼食休憩時の対局室

Dsc_31581 (永瀬王座も佐々木七段も、正午より前に席を離れていた)

Dsc_31591 (12時5分、早くも佐々木七段が戻ってくる。コーヒーをすすりながら盤上を見つめていた)

(睡蓮)

昼食休憩

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この局面で永瀬王座が46分使ったところで正午になり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲佐々木18分、△永瀬1時間27分。昼食の注文は、永瀬王座が「生姜焼き(単品・肉1枚追加)、味噌汁」(ふじもと)に「納豆オムレツ(単品・キムチ入り)」(鳩やぐら)、佐々木七段が「牛すじのお母さんカレー」(rico curry)。永瀬王座は、コールドブリューコーヒーとゼリー飲料3個の買い出しも頼んでいます。対局再開は12時40分です。

Dsc_31631 (永瀬王座の昼食)

Dsc_31641 (佐々木七段の昼食)

(睡蓮)

後手も三段目に金上がり

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図は11時頃の局面です。先手が飛車先交換から▲2五飛としたのに対し、後手のほうも△3三金と左金を三段目に上がる指し方を採りました。次に△2四歩と打てば、先手の飛車に当てつつ2筋を収めることができます。現局面で▲2四歩には、△1三桂▲2八飛△2五歩~△2四金で受かっているでしょうか。挑戦者決定戦の大一番は、見たこともないような形になっています。

Dsc_30611 (永瀬王座。「目には目を」の姿勢だ)

(睡蓮)

戦型は相掛かり

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戦型は相掛かりになりました。図は10時30分頃の局面。後手の飛車先交換に▲7七金と上がって、7六歩を守りつつ8六飛を追ったところです。珍しい指し方で、すでに同一の前例はありません。佐々木七段用意の作戦の一つと思われます。永瀬王座は、▲7七金に10分ほど手を止めています。

Dsc_31231 (タイトル初挑戦を目指す佐々木七段。早々に工夫を見せた)

(睡蓮)

対局開始

Dsc_31391 (定刻になり、開始の礼を交わす)

Dsc_31431 (先手番を得た佐々木七段の初手は▲2六歩)

Dsc_31461 (永瀬王座は△8四歩と応じた)

Dsc_31491 (藤井聡太棋聖への挑戦権を得るのはどちらか)

(睡蓮)

開始前の様子

対局は定刻通りに開始されました。まずは開始前の様子をお届けします。

Dsc_30271 (永瀬王座は9時26分と早い入室だった。着座して眼鏡のレンズを拭く)

Dsc_30331 (扇子、腕時計、水、緑茶、スポーツ飲料、除菌スプレーなどを回りに並べる。脇息には亀の絵柄のハンドタオル)

Dsc_30391 (飲み物のペットボトルを何度も顔に当てていた)

Dsc_30841 (佐々木七段は9時47分に入室。記録係の隣に座っているのは、産経新聞観戦記担当の宮本橘さん)

Dsc_30891 (佐々木七段は扇子と水を近くに置いた)

Dsc_30961 (永瀬拓矢王座)

Dsc_31001 (佐々木大地七段。2月から負けなしで、自己最多の14連勝中だ)

Dsc_31151 (永瀬王座の振り歩先で行われた振り駒の結果はと金が3枚で、佐々木七段の先手と決まった)

(睡蓮)

ABEMAで動画中継

本局は、ABEMAの将棋チャンネルで動画中継も行われます。

【ABEMA 将棋チャンネル】
https://abema.tv/now-on-air/shogi

(睡蓮)

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