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2016年6月18日 (土)

「後手が指せる」と控室

20160618anagasehabu57_2▲6八金引に29分考えて(1)△3六馬。5四銀の処置が難しく、控室は後手が指せると見ています。

20160618anagasehabu1735 代えて(2)△6八同馬と迫るのは、▲同角△5一銀▲2四角△同歩▲4三銀打が予想されていました。

20160618asentegote1737これは後手が自陣に金を埋め、▲3二銀成△同金▲4三金以下の千日手が濃厚です。

(紋蛇)

永瀬六段の残り時間は15分

20160618anagasehabu56残り1時間を切っている永瀬六段、△5八馬に手を止めました。

Dsc_4135 (羽生棋聖は長い時間、席を外していた)

29分の考慮で指されたのは▲6八金引。馬に当て、自陣を強化しています。残り時間は▲永瀬15分、△羽生1時間1分。

20160618anagasehabu57(紋蛇)

ホテルフォレスタ(2)

Dsc_4101 (ホテルフォレスタの庭園は緑が豊かな場所。川も流れており、散策を楽しむ人も多かった)

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Dsc_4066

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Dsc_4093 (今年1月にホタル川をホテルフォレスタの社長が自ら造成し、総延長20メートルの川が完成。2月にはゲンジボタルの幼虫が放流され、昨夜は幻想的な光で舞うのを関係者が見学した)

Dsc_4084 (ヤマモモが実をつけていた)

(紋蛇)

ホテルフォレスタ(1)

ホテルフォレスタは豊田市の豊かな緑に囲まれた場所にあるリゾートホテルです。チャペルに加えて、ウォーターパーク、パターゴルフ場やテニスコートなどレジャー施設も揃っています。棋聖戦の開催は今年で11回目です。

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(庭園から見た、ホテルフォレスタ)

Dsc_4091 (前夜祭の会場となった、ルシェーロ)

Dsc_4097 (チャペル)

Dsc_3848_2 (初めてホテルフォレスタが使われたのは2005年の第76期五番勝負第1局、佐藤康光棋聖-羽生善治四冠(肩書は当時)だ)

羽生棋聖の強手

20160618anagasehabu50図は▲5四歩に△同金と払ったところ。以下▲同銀△3七角成と、囲いの金を捨ててでも馬を作りました。

20160618anagasehabu52△3七角成までの消費時間は▲永瀬3時間3分、△羽生2時間58分とほぼ互角。一気に終盤戦です。

(紋蛇)

16時ごろの控室

Dsc_4126 (16時ごろの控室。石田和九段、青野九段、飯島七段の継ぎ盤が活発に動いている)

Dsc_4128 (石田和九段)

Dsc_4133 (青野九段)

Dsc_4132 (飯島七段)

(紋蛇)

現地大盤解説会

15時30分を過ぎ、現地では大盤解説会が始まりました。

Dsc_4110 (会場はほぼ埋まっている)

Dsc_4114 (青野九段)

Dsc_4123_2 (室田女流二段)

(紋蛇) 

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