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▲6八金引に29分考えて(1)△3六馬。5四銀の処置が難しく、控室は後手が指せると見ています。
代えて(2)△6八同馬と迫るのは、▲同角△5一銀▲2四角△同歩▲4三銀打が予想されていました。
これは後手が自陣に金を埋め、▲3二銀成△同金▲4三金以下の千日手が濃厚です。(紋蛇)
残り1時間を切っている永瀬六段、△5八馬に手を止めました。
(羽生棋聖は長い時間、席を外していた)29分の考慮で指されたのは▲6八金引。馬に当て、自陣を強化しています。残り時間は▲永瀬15分、△羽生1時間1分。
(紋蛇)
(ホテルフォレスタの庭園は緑が豊かな場所。川も流れており、散策を楽しむ人も多かった)
(今年1月にホタル川をホテルフォレスタの社長が自ら造成し、総延長20メートルの川が完成。2月にはゲンジボタルの幼虫が放流され、昨夜は幻想的な光で舞うのを関係者が見学した)
(ヤマモモが実をつけていた)(紋蛇)
ホテルフォレスタは豊田市の豊かな緑に囲まれた場所にあるリゾートホテルです。チャペルに加えて、ウォーターパーク、パターゴルフ場やテニスコートなどレジャー施設も揃っています。棋聖戦の開催は今年で11回目です。
(庭園から見た、ホテルフォレスタ)
(前夜祭の会場となった、ルシェーロ)
(チャペル)
(初めてホテルフォレスタが使われたのは2005年の第76期五番勝負第1局、佐藤康光棋聖-羽生善治四冠(肩書は当時)だ)
図は▲5四歩に△同金と払ったところ。以下▲同銀△3七角成と、囲いの金を捨ててでも馬を作りました。
△3七角成までの消費時間は▲永瀬3時間3分、△羽生2時間58分とほぼ互角。一気に終盤戦です。(紋蛇)
(16時ごろの控室。石田和九段、青野九段、飯島七段の継ぎ盤が活発に動いている)
(石田和九段)
(青野九段)
(飯島七段)(紋蛇)
15時30分を過ぎ、現地では大盤解説会が始まりました。
(会場はほぼ埋まっている)
(室田女流二段)(紋蛇)