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▲4四馬はつらいながらの必死の頑張り。永瀬流のあきらめない受けです。形勢は後手が順調にリードを広げています。しかしながら、先手も▲8一馬が詰めろになりますから、後手も1手間違えば一気に奈落の底に突き落とされるでしょう。
(独楽)
前の記事で大変と紹介した局面で、永瀬二冠が疑問手を指してしまったようで、急転直下。後手優勢になったようです。
残り時間も局面も大変なことになってきました。「これはどうなるか分からんですよ」と青野九段。
図の△8四歩は青野九段は棋譜入力の間違いを疑うほど意外な手。「寒気がするね、よくこんなこと考えるよな」と勝又七段も驚いています。△8五桂の狙いということでしょうが、あまりに落ち着いた手で、考えすらしなかった棋士、多数という状況です。
(相手に攻めさせる怖い手渡しで、藤井七段も控室を驚かす)
永瀬二冠は1時間8分の長考で▲6九玉として、以下△2七飛▲3九金打△4七飛成▲7六歩△4六竜と進みました。検討の▲4八金打は悪いと判断して変化したものと予想されますが、これなら後手がよくなったのではないかと青野九段は話します。
(▲6九玉は青野九段も戸惑う意外な一着。手が難しかったのかもしれない)
18時頃、青野照市九段が控室に来訪しました。
(青野照市九段)
前記事の局面から▲2九銀△3六銀と鈴木九段の予想どおりに進行。△3六銀の考慮中、藤井七段は苦しそうに考えていたと勝又七段は話していました。
18時頃、図の局面で永瀬二冠が時間を使って残り1時間を切りました。藤井七段の残り時間はあと16分です。後手は△2七飛が狙いで、打てば詰めろになります。次の手は▲4八金打が鈴木九段の予想です。
(藤井七段のほうが残り時間が少ない)