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渡辺明棋聖に藤井聡太七段が挑戦する第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第3局は、19時12分に142手で渡辺棋聖の勝ちとなりました。消費時間は▲藤井聡3時間59分、△渡辺明3時間47分。渡辺棋聖がカド番をしのぎ、五番勝負は渡辺1勝、藤井2勝となりました。第4局は7月16日に大阪市「関西将棋会館」で指されます。(銀杏)
図は18時25分頃の局面。後手が馬を6七から7八に入って、△9六歩▲8六玉△8七馬以下の詰めろをかけたところです。控室の形勢判断は後手はっきり優勢。次の▲9四歩で、藤井七段は一分将棋に入りました。
(渡辺棋聖)
(睡蓮)
図は17時40分頃の局面。銀を取って△8五桂の王手に▲8五同桂と応じたところです。控室ではここで△7七銀が厳しいので▲8五同桂では▲8六玉とするだろうと見られていましたが、改めて検討してみると、△7七銀に▲4三成銀△4二歩▲3二成銀△同玉▲4四桂△2三玉まで決めてから▲7七金(変化図)と質駒を取る順が利くことが分かりました。以下△7七同馬は、▲3五桂から後手玉が詰みます。どこまでいっても難しい終盤戦のようです。藤井七段の残り時間は3分になっています。
図は16時50分頃の局面。先手の藤井七段が残り17分から9分を割いて▲9四桂と受けたところです。受けに回るなら▲7三角成が自然に見えるところでしたが、それは△7六馬が嫌だったのかもしません。▲9四桂を見た鈴木九段は、藤井七段は自分がよいとは思っていないのではないかと話しています。残り時間は▲藤井8分、△渡辺1時間58分。
(藤井七段)
(皇居外苑内にある和田倉噴水公園。ビル群を背景に、水と緑の空間が保たれている)
(上皇陛下のご結婚を記念して1961年〈昭和36年〉に創建された大噴水)
(公園のすぐ近くには東京駅)
都市センターホテルのすぐ東側には、皇居(旧江戸城)の広大な敷地があります。皇居外苑を歩いてみました。
(1860年〈安政7年〉の大老・井伊直弼暗殺事件〈桜田門外の変〉でよく知られる桜田門)
(門を潜って振り返ると、国会議事堂の姿が)
(進んだ先では、石垣越しに丸の内のビル群が望める)
(堀では白鳥が泳いでいた)
(左手にある門が皇居正門。奥に見える鉄橋は有名な二重橋)
(二重橋を別角度から)
(外苑の中央には、広い道路が通っている〈内堀通り〉)
(建武中興時に後醍醐天皇に忠誠を尽くした楠木正成の銅像。明治時代に作られた)
図は16時20分頃の局面です。後手の飛び道具が先手玉を取り囲んで大きなプレッシャーを掛けていますが、先手の6四角も▲5三成銀の攻めに加えて▲7三角成と桂を外す手を視野に入れた攻防の位置取り。形勢はかなり難解なようで、控室の検討も熱が入っています。