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2020年7月16日 (木)

渡辺棋聖が仕掛ける

2020071633 10時すぎ、第2局から▲9六歩と△1四歩の交換を入れた形で渡辺棋聖が▲4五歩(上図)と同様の仕掛けを見せました。以下△同歩▲同桂△4四銀▲2四歩△同歩▲4六銀△2二角(下図)と進んでいます。端歩の交換と2筋の突き捨てを入れた以外は第2局と同一の進行で、桐山九段は「渡辺棋聖の研究でしょうね。端歩の交換がどこで生きてくるのかが注目です」と解説しました。

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Photo_19 (端歩の突き合いを入れてから第2局と同様の仕掛けを見せた渡辺棋聖)

(潤)

おやつ

10時になり、午前のおやつが両対局者に出されました。藤井七段はオレンジジュースを注文。渡辺棋聖の注文はありませんでした。また、両対局者の控室には、ファヤージュ(焼き菓子)と、レモンのクリームサンドが運ばれています。

Photo_17 (両対局者の控室に運ばれているおやつ。ファヤージュ(右)とレモンのクリームサンド)

Photo_18 (藤井七段が注文した午前のおやつのオレンジジュース。こちらは対局室に運ばれている)

(潤)

第2局から離れる

2020071631 図は渡辺棋聖が▲9六歩と指した局面。第2局では▲4五歩と仕掛けており、渡辺棋聖のほうから手を変えました。控室では将棋連盟常務理事の井上慶太九段が来訪しており、「これで第2局とは別の将棋になりますね」と、今後について話しました。

Photo_14 (控室のモニターで進行を確認する立会人の桐山清澄九段)

Photo_15

Photo_16 (日本将棋連盟常務理事の井上慶太九段は、主催紙記者に解説していた)

(潤)

戦型は相矢倉

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渡辺棋聖の先手で始まった第4局は、シリーズ3度目の矢倉戦へと進みました。
図は9時30分頃の局面。藤井七段は第2局に続いて5筋の歩突きを保留する工夫を見せています。

Photo_13 (朝、対局開始を待つ藤井七段)

(潤)

対局開始前

Photo_6 (8時46分、藤井七段が先に入室)

Photo_7 (8時47分、渡辺棋聖が入室した)

Photo_8 (一礼して駒が並べられ始めた)

Photo_10

Photo_11

Photo_12

(潤)

 

対局開始

Photo (9時、対局が開始された)

Photo_2 (初手▲7六歩を指す渡辺棋聖)

Photo_3 (初手が指されたあと、茶を口にする藤井七段)

Photo_4 (2手目△8四歩を指す藤井七段)

Photo_5 (3手目は▲6八銀が指された)

(潤)

本日のスケジュール

本日のスケジュールは以下の通りです。

9:00         対局開始
10:00        午前のおやつ
12:00~13:00  昼食休憩
15:00        午後のおやつ
???        終局

(潤)

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