先手優勢
図は19時20分過ぎの局面。100手を迎えたところで、ついに渡辺名人が優勢に立ちました。両者の残り時間は4分。勝負は大詰めを迎えています。
(八雲)
図は19時20分過ぎの局面。100手を迎えたところで、ついに渡辺名人が優勢に立ちました。両者の残り時間は4分。勝負は大詰めを迎えています。
(八雲)
時刻は19時を回りました。ずっと後手優勢で推移してきた本局ですが、図の△5五馬は「後手が粘りにいったような手です。この手では大変。終わりが見えない将棋になりました」と勝又七段。渡辺名人の粘りが実って、形勢が振り出しに戻ったようです。
(八雲)
時刻は18時20分を回りました。形勢に差がついて、早い終局も予想されていましたが、渡辺名人が辛抱の指し回しを続けて粘っています。まだ逆転模様には至らないと見られていますが、少しずつ、少しずつ、差が詰まっている雰囲気です。
(八雲)
図は17時10分頃の局面。控室では、後手がリードを広げたと見られています。
「ここで、じっと△3五歩と取っておくのが好手に見えます。事前に角を追った効果で▲7五銀には△6七飛成があります。また、▲6五銀は先手に歩がないので、△2四飛とぶつけて後手が勝てそうです。これは差がついた気がしますね」(勝又七段)
(八雲)