カテゴリ

第96期棋聖戦五番勝負第2局

2025年6月18日 (水)

こどもたちへの指導対局

16時から地元のこどもたちへの指導対局が行われています。

247

(村田智穂女流三段が9面指し。「今日は1局しか指せないので、よく考えてから駒を動かしましょう」)

265

(2枚落ち~7枚落ちで、真剣な面持ちで盤に向かう)

276

(アドバイスをしながら進めていく村田女流三段)

281

(大盤解説会場の後ろで対局している)

★お子さんの写真掲載については、会場で了承を得ています。

(翔)

指す手が難しい後手

2025061859

上図は藤井棋聖が▲8六角と出た局面。控室で検討する稲葉陽八段は「▲7七桂~▲6五歩があるので、後手は対応を迫られています」と話しています。杉本六段は30分以上考えて、記録係の関祐人三段から「残り1時間半です」と告げられています。後手の指す手が難しくなっているようです。

201

(客室から見える大阪湾)

(翔)

15時のおやつ

15時におやつが用意されました。

229

(藤井聡太棋聖のおやつは「淡路 平岡農園の天然果汁100% まんまみかんのジュース」)

222

232

(杉本和陽六段のおやつは「淡路島産ビワのコンポートと匠 淡路島牛乳のバニラアイス」とアイスレモンティ。またカツサンドを注文している)

(翔)

14時半頃の大盤解説会

214

(糸谷八段は予定通りに出発した)

217

(聞き手の村田智穂女流三段)

(翔)

ホテルニューアワジ

ホテルニューアワジでは阪神淡路大震災の翌年(1996年)から棋聖戦の対局が行われています。館内では関連して様々な撮影も行われてきました。

203

(かつて糸谷八段にも撮影に協力していただいたことがある、屋上の足湯)

212

(2年前に藤井聡太棋聖と佐々木大地七段が記念撮影をした庭園

209

(先ほど小林健二九段らがABEMAの生中継を行った場所)

(翔)

杉本六段、考慮中

2025061853

52手目の昼食休憩を挟んで37分考えた杉本六段が、上図でも考えています。大盤解説会で稲葉陽八段と糸谷哲郎八段は「後手は角と桂馬を使えていない」と先手持ちの見解を示していました。

また控室では△4六歩▲同歩△同角の強襲は無理筋と見ています。

161

(再開明け、考える杉本和陽六段)

(翔)

大盤解説会スタート

13時から大盤解説会が始まりました。

194

(大盤解説会場)

191

(副立会人で大盤解説を務める稲葉陽八段)

185

(帰る前に大盤解説会にゲスト出演している糸谷哲郎八段。ふたりは同い年で、普段は「いとだに」「あきら」と呼び合う仲)

稲葉「糸谷さんは常務理事になられたそうで、解説で来るときと何か違うところはありますか」
糸谷「座る場所が違ったり」
稲葉「そこ?」
糸谷「あとは解説のときとは来る目的が異なるので、今日みたいに途中で帰らないといけないことがあるのが残念ですね」
稲葉「糸谷さんが解説のときは千日手とか持将棋とかが多いと聞きましたが」
糸谷「前回解説者でここに来たときは千日手2回で、随分遅くまで解説しました。だから呼んでもらえなくなったのではないかなと。今回は私はもう帰るので大丈夫だと思います」
稲葉「じゃあさっさと帰ってもらわないと」

(翔)

対局再開

13時に対局が再開しました。

148

(対局室に向かう藤井聡太棋聖)

152

(杉本和陽六段)

159

(対局室。盤側には本間博七段、関祐人三段、小林健二九段が座る)

165

(藤井聡太棋聖)

170

(杉本和陽六段)

175

(杉本六段は羽織を脱いだ)

(翔)

対局者の昼食

135

(藤井聡太棋聖の昼食は足赤海老の天婦羅ぬーどる、玉ねぎのかき揚げ天。「足赤海老」はクマエビの別名)

128

(杉本和陽六段の昼食は淡路牛ステーキピラフ、淡路島手延べそうめんのハーフサイズ)

(翔)

昼食休憩の対局室

116

(昼食休憩の対局室)

117

(昼食休憩時の盤面)

119

120

(使われている駒はホテルニューアワジ所蔵の、熊澤良尊さん作の古水無瀬)

(翔)

=== Copyright (C) 2009 >>> The Sankei Shimbun & Japan Shogi Association === All Rights Reserved. ===