18時からリバーサイドホテルで前夜祭が行われました。参加者が300人以上を数える盛大な前夜祭は初夏の風物詩となっています。
(開会のあいさつは宇野統彦・開催実行委員会副委員長が務めた)
「毎年、盛大に開催させていただくことをありがたく思っています。楽しんで、今夜の前夜祭を盛り上げてください」
(主催者あいさつの堀晃和・産経新聞社東京本社文化部長)
「こんなにも大勢の方に前夜祭にお越しいただきまして、ありがとうございます。五番勝負が始まる前からキャッチフレーズがありまして、それは頂上決戦です。豊島さんは三冠、渡辺さんは二冠で、挑戦者が勝てば逆転します。人の想像を超えるような一手が繰り出されるのを期待しております」
(佐藤康光・日本将棋連盟会長の主催者あいさつ)
「私は一昨年に前夜祭に初めて参加させていただきまして、人数の多さと豪華さにびっくりしました。今年も変わらずに続けていただき、ありがたいと思っております。第1局と第2局は熱戦で、最後までどちらが勝つかわからないような状況が続き、さすがタイトルホルダー、トッププロ同士の対局だと実感しました」
(特別協賛者あいさつの西浦三郎・ ヒューリック株式会社会長)
「棋聖戦、清麗戦、将棋会館(ヒューリックが所有する千駄ヶ谷駅前のビルに移転する予定)と、いろいろな意味でお付き合いが深くなってきました。将棋は日本の文化でありますので、我々もできる限りのことは支援させていただければと思います」
(開催地の歓迎あいさつは賴重秀一・沼津市長が務めた)
「7回目の沼津対局は名誉なことで、沼津市民を代表して御礼申し上げます。将棋は歴史と伝統を大切にされながら、コンピューター将棋ソフトを活用して将棋の研究をされていると伺っており、新しい時代の流れに沿った取り組みを行っていることは、私たちも学ぶことが多いです。沼津市もリノベーションによる街づくりを進めておりまして、対局会場の沼津倶楽部も新旧が合わさった素晴らしい雰囲気が醸し出されている会場です」
(毎年恒例の司会となった林茂樹・開催実行委員会委員長)
(書き起こし=紋蛇、写真=琵琶)