カテゴリ

第87期棋聖戦五番勝負第2局

2016年6月18日 (土)

昼食注文

Dsc_3873羽生棋聖は握り寿司、アイスレモンティー。

Dsc_3872 永瀬六段の握り寿司(多め、サビ抜き)、アイスコーヒー(氷なし)、オレンジジュース(氷なし)。

(紋蛇)

昼食休憩

20160618a

12時、昼食休憩に入りました。消費時間は▲永瀬1時間16分、△羽生1時間19分。昼食は羽生棋聖が握り寿司、アイスレモンティー。永瀬六段が握り寿司(多め、サビ抜き)、アイスコーヒー(氷なし)、オレンジジュース(氷なし)。対局は13時に再開されます。
(文)

10時20分ごろの控室

Dsc_3838 (10時20分ごろの控室)

Dsc_3840 (青野九段、澤田六段)

Dsc_3839 (飯島七段、観戦記担当の本間博六段)

Dsc_3843 (話題に上がったのは青野九段の考案した9マス将棋。写真はモデル品で、商品化されたものが8月25日に幻冬舎から発売される。3×3の盤と8種類の駒を使って対戦するミニ将棋で、3つの駒を選ぶ初期配置は40通り。将棋と同じルールで千日手などもある。初心者にも取り組みやすいが、奥が深くプロでも難しい。控室では飯島七段に問題が出され、大苦戦していた)

(紋蛇)

午前のおやつ

10時になり、午前のおやつが出されました。

Dsc_3832 羽生棋聖は洋菓子盛り合わせ(ルビーグレープフルーツのゼリー、フランボアムース)とフルーツ、ホットコーヒー。

Dsc_3827 永瀬六段はバナナ2本、まんじゅう、どらやき、スポーツ飲料2本、アイスコーヒー(氷なし)2杯、ミネラルウォーター2本。

(紋蛇)

戦型は相矢倉

20160618anagasehabu24戦型は相矢倉。永瀬六段は第1局と同じように、藤井矢倉の含みを残しています。

(紋蛇)

対局開始

9時、定刻通りに対局が開始されました。

Dsc_3789

Dsc_3799_2(永瀬六段の初手は▲7六歩)

Dsc_3816_2(羽生棋聖は飛車先を突いた)

(紋蛇)

対局開始前

Dsc_3724 (先に入室したのは永瀬六段)

Dsc_3741 (羽生棋聖が入室。永瀬六段は深々と頭を下げていた)

Dsc_3748

Dsc_3762

Dsc_3775
(紋蛇)

おはようございます

おはようございます。本日のスケジュールは以下のとおりです。

■スケジュール
09:00     対局開始・ニコニコ生放送
09:30     第12回とよたふれあい将棋フェスティバル
10:00     午前のおやつ
12:00~13:00 昼食休憩
15:00     午後のおやつ
15:30     現地大盤解説会

Dsc_3710 (本日の豊田市は晴れ。写真はホテルフォレスタの庭園)


(紋蛇)

2016年6月17日 (金)

前夜祭(6)

Dsc_3701 (閉会の挨拶・豊田市議会副議長・牛田朝見)
豊田市は文化に関して応援をしたり、スポーツの分野にも一生懸命でございます。2019年、ラグビーワールドカップが豊田で行われますが、いまはその準備をしています。明日はこの地でお二方の勝負があり、大盤解説を先生方にしていただき、とよたふれあい将棋フェスティバルも行われる。明日が記憶に残る一日になってくれたらと思っています。


本日の更新は以上で終了となります。明日の対局開始時刻は9時です。

(書き起こし=文、写真=紋蛇)

前夜祭(5)

対局者退場後、棋士紹介と見どころ紹介が行われました。

Dsc_3687_2 (左から室田伊緒女流二段、竹内貴浩指導棋士四段、荒田敏史三段、村田顕弘五段、澤田真吾六段、飯島栄治七段、石田和九段)

Dsc_3692_2 (青野九段、飯島七段、石田和九段)

石田和九段 棋聖戦第2局なんですけども、「常勝」羽生さんも今回はカド番という気持ちで臨むと思いますよ。相手が4戦して1番も勝てない永瀬さんということで、今日はいつになく厳しい表情でした。戦型は……現役の人に任せたいと思います。じゃあ飯島さん、よろしく。

飯島七段 明日の対局が非常に重要なんです。羽生棋聖が負けて残り3連勝しないといけないとなると、防衛はかなり厳しいと思っています。今回は第1局から日にちが開いていますから、充電というか、調子を戻してくると思っています。明日の一局が非常に重要で、明日でほとんど決まると思っています。戦型は……(会場から「引き角!」の声)引き角にはならないですね。私は引き角になってほしいんですが。横歩取りの可能性はあると思います。あとは矢倉ですかね。立会人の立場として、お二人とも名局を指していただいて、明日の大盤解説会にたくさんの方が来ていただけるように祈っています。

青野九段 羽生さんは19歳でタイトルをとってから、1回も「今年は不調だな」というのがない人なんですね。これは非常に珍しい。名人戦は第2局で詰みを逃して、そこからガタガタと3連敗したわけですが、人間だなと思ったんですね。でもそういうことが長く続かないのが羽生さんです。この棋聖戦で立ち直れるか、永瀬さんに一気に持っていかれるか、そこがいちばんの見どころですね。羽生さんは45歳、永瀬さんは23歳で年が2回り違う。これは大山(大山康晴永世棋聖)-中原(中原誠永世棋聖)、中原-羽生の関係とだいたい同じで、自分がさんざんやられたことがないわけですから、あんまり怖くない。これはひとつの強さです。明日の対局は羽生さんが今年どうなるかを占う、非常に重要な一局になると思います。

(書き起こし=文、写真=紋蛇)

=== Copyright (C) 2009 >>> The Sankei Shimbun & Japan Shogi Association === All Rights Reserved. ===