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2026年5月 1日 (金)

終局直後の談話

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【タイトル初挑戦を決めた服部七段の談話】

――振り駒で後手番になりました。後手になったら雁木にする予定でしたか。
服部 そのプランでした。

――序盤の立ち上がりはいかがでしたか?
服部 早い段階で激しい攻め合いになったので、ずっと難しい将棋だと思っていました。△8六歩(54手目)と打てているので主導権が握れていればと思っていましたが、桂を取られていますし、玉が薄いのでバランスを崩さないようにと思っていました。

――羽生九段の積極的な攻めに対して服部七段も攻め合いに出ました。
服部 ▲2四歩(35手目)と突かれたら仕方がないかなと。▲3七桂なら穏やかな将棋になるのかなと思いましたが、▲2四歩でしたので。△4二金右と寄る手はあるかなと思いましたが、受けてもどうかと。桂損の間に拠点を生かしてと思っていました。後手は△8五歩(38手目)と伸ばさないと攻めにならないので、仕方がないかなと思っていました。

――中盤以降は羽生九段の攻めが奏功する進行でした。終盤にいくにつれての形勢判断はいかがでしたか。
服部 けっこう難しいと思ったのですが、そこから数手でバランスを崩してしまって。▲2六歩(78手目)と打ったのが中途半端でちぐはぐだったのかなと。▲6五桂(79手目)に△4四角と上がらないといけなかったかもしれません。気づいたらこちらの攻めが間に合わなくなって後悔していました。

――終盤は危うい感じになったようでしたが。
服部 最後の最後まで足りないと思っていました。▲1五銀に△3六玉(150手目)と寄って、もちかしたら詰まないのではと思いました。

――タイトル初挑戦です。
服部 まだ実感がわかないですが、藤井(聡太)棋聖と戦えるのはすごくうれしいことだと思います。

――藤井棋聖戦に向けた抱負をお願いします。
服部 タイトル戦に出るからには盛り上げたいと思っています。

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【敗れた羽生九段の談話】

――序盤から流れ的にはかなり積極的に指されていた印象でしたが、いい形で進められたのではないですか?。
羽生 終始ずっと難しい気がしていました。駒がぶつかったところから終盤まで、ずっと際どい局面が続いていたような気がします。

――夕方以降も優勢な局面が続いていたようでした。
羽生 △7九銀(114手目)と打たれたときの応接がちょっとどうだったか。間違えたような気がします。

――一分将棋の終盤で▲5一飛(143手目)と打っていったあたりはいかがでしたか。
羽生 そうか、詰んでいたんですね。ひどかったです。上が抜けてしまったのかと思って。王手を掛けられたときにどちらに逃げればいいかわからないまま指していて。最後、ぴったり勝ちがあったとは気づかなかったです。

――本局を振り返って。
羽生 細かいところでの精度を上げていかないといけないなという課題が残りました。

――今後の抱負をお願いします。
羽生 一局一局の積み重ねなので、これからも変わらず全力で取り組みたいと思います。

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(琵琶)

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