前夜祭(1)
18時から沼津市の「沼津リバーサイドホテル」で前夜祭が開かれました。
(飯塚浩彦・産経新聞社会長のあいさつ)
「今シリーズはここまで1勝1敗、通算成績も3勝3敗ということで、まったく互角の勝負です。この沼津対局でどちらが棋聖のタイトルに王手をかけるのか。ダナンの第1局、淡路島の第2局に負けないような、熱い熱い戦いを繰り広げていただくことを期待しております」
(行方尚史・日本将棋連盟理事のあいさつ。行方九段は6月の棋士総会で非常勤理事に選任された。理事として初めての仕事)
【日本将棋連盟新役員のお知らせ|日本将棋連盟】
https://www.shogi.or.jp/news/2023/06/post_2309.html
「新鮮な二人の顔合わせが、風光明媚な沼津の御用邸という素晴らしい対局場で行われることを本当にありがたく思っています。コロナは落ち着いているのかどうかよく分からない状況ですが、前夜祭、大盤解説会などで、こうして皆様と直接会って交流を深めることは非常に素晴らしいことですし、こういった場が今後は増えていくとよいと思っています。日本将棋連盟は来年に創立100周年になります。それに向かって走っていくうえで、皆様からいろいろとアイデア等も伺えればと思います。二日間、楽しんでいってください」
(西浦三郎・ヒューリック株式会社会長のあいさつ)
「藤井さんがあまりにも強いので、「誰が破るのか」という話になっております。棋聖戦と王位戦で佐々木さんが挑戦者になって十二連戦ということで、藤井さんと佐々木さん、どちらにも頑張っていただきたい。明日の対局はいい棋譜が残るのではないかと思っております。楽しみにしております」
(頼重秀一・沼津市長あいさつ)
「沼津市は昨日、市制施行100周年を迎えました。そういう大変おめでたい中に棋聖戦対局を開催することができたということで、沼津市を挙げて大いに盛り上げて参りたいと思います」
(書き起こし=睡蓮、写真=銀杏)