◆藤井 聡太(ふじい そうた)七段◆
2002年7月19日生まれ、愛知県瀬戸市出身。杉本昌隆八段門下。2016年、四段。2018年、七段。棋士番号は307。
棋戦優勝は3回。
【将棋連盟公式サイト 棋士データベース 藤井聡太】
https://www.shogi.or.jp/player/pro/307.html
藤井七段がプロ入りしての数年間、常に将棋界の話題の中心となっていたといっても過言ではない。中学生棋士としてデビューし、そのデビュー局から連勝、それまで記録を塗り替え、話題をかっさらう。その後も毎年高い勝率をキープして、朝日杯将棋オープン戦で優勝、連覇するなど、存在感を示し続けている。
本局の藤井七段には、なんといってもタイトル挑戦の最年少記録更新に期待がかかる。今期のヒューリック杯棋聖戦で藤井七段が挑戦者になると、屋敷伸之九段が持っている記録を塗り替え、最年少記録となる(17歳10か月24日→17歳10か月20日)。
(独楽)
◆永瀬 拓矢(ながせ たくや)二冠(叡王・王座)◆
1992年9月5日生まれ、神奈川県横浜市出身。安恵照剛八段門下。2009年、四段。2019年、八段。棋士番号は276。
タイトル戦登場は4回。獲得は叡王1期、王座1期の計2期。棋戦優勝は2回。
【将棋連盟公式サイト 棋士データベース 永瀬拓矢】
https://www.shogi.or.jp/player/pro/276.html
棋聖戦では2016年、第87期棋聖戦で羽生善治棋聖(称号は当時、以下も同じ)に挑戦。タイトル初挑戦ながら、あと1局まで追い詰めるも最終局で敗れ、2勝3敗1千日手の惜敗で終わった。
タイトル獲得は2019年の叡王戦。高見泰地叡王からストレートで奪取し、同年、王座戦でも斎藤慎太郎王座をストレートで破り、一気に二冠の地位に駆け上がった。
今期ヒューリック杯棋聖戦で挑戦者になり、棋聖を奪取すると、最多冠の三冠になる可能性がある。
(独楽)
本局はABEMATVで中継が行われています。
解説は飯島栄治七段、村中秀史七段、聞き手は千葉涼子女流四段、上田初美女流四段です。