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定刻の13時、対局が再開されました。手番の豊島棋聖は考え続けていました。
(考慮中の豊島棋聖)
(豊島棋聖の着手を待つ渡辺二冠)
(吟)
(昼食休憩に入り、誰もいない対局室)
(先手の豊島棋聖側から見た盤面。昼食休憩の局面とは思えないほど激しくなっている)
(下座の渡辺二冠側から見た対局室)
△6五歩に豊島棋聖が16分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲豊島1時間15分、△渡辺1時間12分。対局は13時に再開されます。 昼食は豊島棋聖が「ひつまぶし」、渡辺二冠は「地鶏の味噌カツ定食」を注文した。「ひつまぶし」は名古屋市中区「和食 とみだ」のもの。「地鶏の味噌カツ定食」は名古屋市内の「元祖とりカツ なごみどり」の品。
(ひつまぶし)
(地鶏の味噌カツ定食)
写真は撮影用に別注文したものです。
万松寺は織田信長の父・信秀が織田家の菩提寺として建立した。大須の商店街の中央部にあり、観光スポットとして、親しまれている。10時から2時間ごとに(最終は18時)、織田信長のからくり人形が上演されている(悪天候は中止)。
(昨日16時撮影、からくり人形が上演されていた。本日は棋聖戦が行われているため、上演は中止しているとのこと)
【万松寺ホームページ】https://www.banshoji.or.jp/(吟)
11時10分、木村九段、杉本八段の両立会人が登壇。大きな拍手で迎えられました。
(名古屋でも冴え渡る木村九段の名調子)
(地元の名古屋出身、杉本八段)
昨日、検分前に両対局者は本堂にて記念撮影と祈祷を行いました。
10時になり対局室におやつが運ばれました。豊島棋聖が「フルーツ盛り合わせ」、渡辺二冠が「ストロベリーショートケーキ、アイスコーヒー」。
(豊島棋聖はフルーツ盛り合わせを注文。市内のフルーツショップ、檸檬屋さんから運ばれた)
(ストロベリーショートケーキは名古屋市中区「ガトー・デュラ・メール・スリアン」さんから取り寄せられた)
戦型は角換わりになり渡辺二冠は△5五銀と腰掛けている銀を直進させたのが図の局面。▲4七金と歩を守るのは△3八角と打たれてしまいます。本譜は△5五銀に対して、▲3五歩△同歩▲4五桂と進みました。
(10時前から駒がぶつかる展開に、じっとモニターを見る両立会人)
(渡辺二冠の入室は8時45分、豊島棋聖は52分に入室しました)
(駒を並べる豊島棋聖)
(渡辺二冠)
(駒を並べ終えて、気息を整える)
定刻の9時対局が開始されました。
(先手番の豊島棋聖は初手▲2六歩を着手する)
(2手目△8四歩を指す渡辺二冠)
(2手目まで撮影して報道陣は退室。豊島棋聖はポットに手を伸ばす)